間質性肺炎ですが、原因が特定された場合は当然のことながらそれの除去が第一となります。これに加え、膠原病が原因となる物には副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤が、副作用に注意しながら慎重に使用されます。ですが、原因の特定されていない「特発性間質性肺炎」もあり、いまだに治療法が確立されていないのが現状です。この特発性の場合は、一般に、安定期と急性増悪期で治療が異なってきます。確立されていないとは言いつつも、何らかの治療が手探りで行われているわけですね。
では、安定期の場合を見てみましょう。安定期とは、この疾患が慢性に経過して、変化に乏しい時期が数年間続きます。この間は、ただの経過観察、もしくは少量の副腎脂質ホルモン投与、薬の吸入などを行います。また、感冒や肺炎などをきっかけに、突然急激に悪化する事があります。これを、急性増悪期と呼んでいます。この時期の治療法としては、感染を十分に抑える抗生物質を投与しながら、副腎脂質ホルモンの大量投与を行います。しかしながら、効果は一時的な事が多いようです。
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